子ども、保育者、園長、保護者、そして園をとりまく地域住民もまた育てられる存在として、育てられあう関係を広げていく。 育てられあう関係とは、上下の関係ではなく共に同じ基盤の上に立つ平等の関係、平等の生命と生命とが呼応しあい共鳴しあう関わりをもっていく生き方を、それぞれの立場から行っていくことです。 真宗保育の確立への道は、真実を宗として私自身を問う姿勢から、保育を問い、施設のあり方を問い、社会を問うことなのです。